1）背景と目的
当法人は、設立以来「一般社団法人全国不動産賃貸業住宅設備研究会」として、不動産賃貸業界における住宅設備の研究・情報提供を通じ、業界の発展に向けた活動をしてまいりました。
近年、環境問題への意識が高まる中、住宅分野においても省エネ・エコ設備の導入が重要なテーマとなっています。当法人も、賃貸住宅にとどまらず、分譲住宅・持家・戸建住宅全般における環境配慮型住宅設備の調査・普及に取り組む必要があると判断しました。
また、従来の法人名は長く、活動の全体像が伝わりにくいとの声もあったため、「一般社団法人エフシーケイ）」へ社名変更し、事業分野の拡大を明確に打ち出します。
当法人の名称「エフシーケイ」は、当法人の事業業領と理念を表しています。
•F（不動産）：住宅を中心とした不動産全般を対象に、賃貸住宅・分譲住宅・持家戸建など多様な住まいの在り方を支援し、安心して暮らせる住環境の整備に貢献します。
•C（賃貸業）：賃貸住宅市場の健全な発展を支え、賃貸事業者と居住者双方にとって適切な環境づくりを促進します。
•K（環境設備研究会）：住環境の快適性・安全性・省エネルギー性を高める設備や技術の研究・普及を行い、持続可能な社会の実現を目指します。
3）事業分野の拡大について
今回の社名変更に伴い、当法人の活動範囲を賃貸住宅に加え、分譲住宅、持家、戸建住宅全般へと拡大します。
①分譲住宅、持家、戸建住宅を対象にした省エネ・環境配慮型設備の普及
②住宅購入者、リフォーム事業者、ホームビルダーへの情報提供・サポート
③賃貸・分譲を問わず、住宅全般の環境性能向上を目指す活動
これにより、法人の活動を住宅市場全体に拡大し、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを一層強化してまいります。